名前   縣井(あがたい)
住所   京都市上京区京都御苑3  宮内庁京都事務所横
場所   京都御苑内
駐車場  烏丸通りに御所の駐車場あり、最初3時間500円。
交通   地下鉄烏丸線「丸太町」駅出口1番より北へ徒歩5分。


お話   京都三名水の一つ縣井(あがたい)です。
      井戸は残念ながら涸れていて名水を見ることは出来ません。
      京都御所内の西北の隅にあり、中立売御門北側の
      旧一条家の屋敷跡になります。
      「この縣井は昭憲皇太后の産湯に用いられたと伝えられており
      古くから洛陽の名水されてきました。
      昔はこの井戸のそばに県官があって地方官吏に任命されたいと
      願う人々が井戸で身を清め、この官に祈願してから
      参内したといわれています。
      又昔から井戸のまわりには沢山の山吹があってそれを詠んだ
      有名な歌もいくつか残されています。」
 
      蛙鳴く 県の井戸に 春暮れて 咲くやしぬらん 山吹の花
                                      後鳥羽院
      散策なのか、近道なのか、よく人がそばを行き来します。
      京都三名水は縣井、染井、醒ヶ井で今も湧いていて,
      飲料が出きるのは、梨木神社の染井の井戸だけです。
      今回、縣井すぐそばをボーリングしたところお水がわきました。
      これが昔と同じ水脈かどうかははっきりしませんが、
      少なくとも、縣井のすぐそばに新しい水場が復活しました。
      素晴らしいことです。
      ただ災害時の非常飲料水として使えるように、
      水は浄化・消毒済みですが、、残念なことにお水は
      そのままで飲んでは、いけないようです。

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地図
京都御所の縣井
同志社大学

御所の向かいにあります