名前 飛鳥井(あすか)
住所 京都市上京区今出川通堀川東入ル飛鳥井町261
場所 白峯神宮
問合せ先 075-441-3801
駐車場 境内に何台かおけます。無料です。そばにコイン式も有料であります。
交通市 バス「堀川今出川」下車すぐ
お話 配流されてその地で歿した崇徳天皇・淳仁天皇を祀っています。
明治天皇は、維新の礎を固めるために社殿を造営して1868年、
四国坂出の御陵より「崇徳天皇」のご神霊をお迎えになり、
1874年淡路島の御陵より「淳仁天皇」のご神霊をお迎えになりました。
崇徳上皇は保元の乱(1156年)の権力争いに破れ讃岐へ配流となりました。
上田秋成の雨月物語には白峯の項に西行が讃岐を訪ねると
上皇は大魔縁(大魔王)になって復讐すると言うくだりがあります。
上皇の怨霊伝説が生まれました。
平治の乱(1159年)が起き、平家の全盛になり、そして源氏の時代へと
目まぐるしく時代が移っていきました。
神社が建つ前ここには蹴鞠と和歌の宗家であった公家飛鳥井家の屋敷があり、
その屋敷内に名水が湧き出ていたそうです。
白峯神社は蹴鞠の神様である精大明神が祭られています。
現在ではサッカーの神様が祀られる神社として有名で、地主社には
サッカー関係以外で玉つながりでパチンコ関係の人達もお参りに来るとか。
こちらの井戸も他と同じように涸れていたのですが
ボーリングをした所深さ35mで水脈にあたったそうです。
樹齢数百年の霊木小賀玉の巨木の元に、こんこんと
湧き出る水です。名水の復活です。
今回の参拝は当方にとっては運悪く、手水舎の前まで車で乗り付けて
ボトルにお水を採っている方たちがおられたので、写真撮影は出来ませんでした。
写真の更新はお預けです。
もう一つ白峯神宮の奥にある「潜龍社」の前には飛鳥井とは
水脈の違う「潜龍井」なるものが湧き出ているそうです。