名前 御香水(ごこうすい)
住所 京都市伏見区御香宮門前町
場所 御香宮神社(ごこうのみや)
神功皇后を主祭神として仲哀天皇応神天皇他六柱の神を祭る。
問合せ先 075-611-0559
駐車場 50台 950円
交通 JR奈良線「桃山駅」から西へ徒歩5分又は京阪電車・伏見桃山駅下車
お話 京都の名水の代表と言えば、真っ先にこちらの御香水の名が出ます。
神社名の由来となった清水は、元は「石井」(いわい)の名で知られる
伏見の七名水の一つでした。
初めは「御諸神社」といいましたが、862年(貞観4年)
境内に香りの良い清泉が湧いてその芳ばしさが四方に広がり、
清和天皇より「御香宮」の名を受けたそうです。
一度は涸れたのですが、井戸をほってみごと復活しました。
昔は伏見を「伏水」と呼ばれていたほど、豊富で良質な地下水が
今も湧いています。酒処の所以です。
伏見は軟水のお水で、お酒も灘の辛口(男酒)に対し、
甘口の女酒と言われています。
こちらは町の中にあって、交通にも便利な場所にあるので、
お水を汲みにくる人は途切れません。
環境庁より『日本の名水百選』に選ばれていて、
伏見を代表するお水です。