名前 音無の滝
住所 京都市左京区大原来迎院町537
場所 来迎院からさらに上がって行きます。
問合せ先 特にありません。
駐車場 三千院までに多数有りますが行き着く処まで行くのがベスト。
交通 京都駅から京都バス大原行きで40分、終点下車、徒歩20分
お話 三千院からさらに東、呂川沿いに山道を少し上った処に
来迎院がひっそり佇みます。
音無の滝は、さらに来迎院の前の道を10分程登った所にある滝で、
律川の上流に「音無の滝」があります。
大原魚山声明を集大成した聖応大師(良忍)が声明(しょうみょう)の
練習をしていたとき、滝の音が音律に同調して音が消えて
無くなったと言われ、この滝を「音無」と名付けたと言います。
大原には三千院を挟んで二つの小さな川が流れています。
言葉がつまってうまく言えない時「呂律(ろれつ)が回らない」と
言いますがその語源は
声明の呂(呂旋法)と律(律旋法)にちなんで
二つの川は呂川(りょせん)、律川(りつせん)と呼ばれています。
呂曲を律旋法で唱誦する時うまく呂と律の使い分けが
出来ないことを「呂律(ろれつ)が回らない」と言います。