名前 左女牛井跡(さめがいあと)
住所 下京区堀川通り五条下がる西側
場所 堀川通沿い・堀川五条100m下がる
駐車場
無し
交通 市バス「西本願寺前」または「堀川五条」下車 徒歩10分
お話 残念ながら石碑のみしかありません。
左女牛井(醒ヶ井,さめがい)は京の名水の一つ。
交通量の多い堀川通りに面して石碑はありました。
説明書きによると、
京の名水として平安時代より知られ源氏の邸いわゆる
六條堀川館の中にとりいれられていました。
「室町時代には南都の僧村田珠光がこの畔に住み
茶道を興し足利義政も来遊したという江戸初期
元和2年5月織田有楽斎はこれを改修した。
内径2尺4寸の円井戸であった。その後天明の大火で
埋もれたが寛政2年、藪内家六世によって修補され、
その碑が七世竹猗によって建てられていたが円井戸碑ともに
第2次世界大戦末期の堀川通の拡幅により
民家の強制疎開とともに撤去された。
昭和44年醒泉小学校100周年記念事業の一つとしてここに
碑をたて名水を偲ぶよすがとした」と記す。
醒ヶ井のなごりです。