名前 下御霊神社の御香水
住所 京都市中京区寺町通丸太町下ル下御霊前町
場所 下御霊神社
御祭神は早良親王、吉備真備などを八柱としている。
問合せ先 075-231-3530
駐車場 境内に車はありましたが駐車出来るか不明。近くの御所に有料P有。
交通 バス河原町丸太町から徒歩3分
お話 京都御所の南東に神社はあります。
京都の中でも特に強い怨霊を八つ祭る神社として知られています。
そしてこの八霊を指して八所御霊と呼ばれています。
京都御所の北にある上御霊神社と共に皇室の産土神として
崇められています。
上御霊神社は平安遷都の折りに非業の死をとげた早良親王の
御霊を鎮めるために桓武天皇の勅願により御霊を祀る社と
されました。
また畠山政長がここに陣を布き応仁の乱勃発地でもあります。
昔からの怨念を引きずっている様です。
こちら下御霊神社は神社が建つ以前の鎌倉中期、ここに
西園寺実氏の屋敷があり常盤井殿がありました。
屋敷内には「常盤井」という名水が湧いていたそうです。
その後、神社が建ち御香水が湧いていましたがそれも
いつしか涸れてしまいました。
近年に氏子さん達が井戸をボーリングをした処、水脈にあたりました。
名水の誕生です。
地元の人々が訪れては厄除けなどを祈願する下御霊神社に又
御神水が復活しました。
お水を求めて多くの方々が来られていました。
近くには京都三名水の一つ「染井の水」が湧いていますし、
地下で水脈がつながっているかもしれませんね。